妊娠したことがわかったら、通院する病院を決めると同時に、産む場所も決めないといけませんね。
妊婦健診で通う産婦人科と、出産のために入院する産院が別になることは少なくありませんし、もし里帰り出産をするなら、地元の産院をおさえておく必要があります。
先に決めておくことで心にゆとりが持てるので、なるべく早い時期に、どこで産むかを決めておくといいですよ。
里帰り出産した感想
私のときの出産は、里帰り出産でした。里帰り出産はその名の通り、自分のふるさとに帰ってそこで出産することを言います。一昔前は里帰り出産が一般的でしたが、今は住んでいるところで出産するケースも多いようですね。
私たち夫婦はお互いの実家から離れたところで生活していたので、迷うことなく里帰り出産を選びました。里帰り出産をすることを早い時期に決めていたので、転院に必要な手続きや実家側の準備もスムーズに進められました。
里帰りの期間はだいたい産前の2~3ヶ月前くらいと言われていて、それまでは夫と一緒に過ごしていましたが、2ヶ月前には実家に戻って、ゆっくり過ごしていました。やっぱり自分の実家は落ち着きますね。妊娠中は体の調子も心のバランスも崩れやすいので、ストレスの少ない実家で過ごす時間はとてもありがたく感じました。
産後は体力も使い切ってボロボロでしたが、実家のサポートのおかげでなんとか生活できていました。実家にいる間は家事も両親がやってくれていましたし、身だしなみも気にしなくていいので、子どもの世話と自分の休息に集中できました。里帰り出産を選んで良かったと思います。
メリットやデメリット
里帰り出産のメリットは、なんといっても産後ゆっくり休めることですね。赤ちゃんが新生児期の間はまともに寝れず常にフラフラなので、家事や身の回りのことを代わりにやってもらえるのは何より助かります。上の子がいる場合は、両親に見てもらうこともできます。両親にとっても孫と触れ合える時間は貴重なものなので、お互いにメリットが大きいです。
デメリットとしては、夫が父親になった実感を得にくいということがあります。産前・産後の一番大変な時期の生活を夫婦で別にすることになるので、夫に育児の大変さや奥さんの苦労が伝わりにくくなってしまいます。子育ては生まれた時からが肝心なので、里帰りから戻ったら、父親にも役割を与えて当事者意識を芽生えさせることが大切ですよ。
自分の置かれている環境に合わせて選ぼう
出産する場所は、各家庭の事情や方針によって選び方が変わってくると思います。
無理に里帰り出産を選ぶ必要はありませんが、ママにとってメリットも多いので、選択肢の1つとして一度は考えてみてくださいね。先輩ママの話を聞いてみるのもおすすめですよ^^